【比較】IBかAPだったらAPを選ぶ理由!

帰国生入試

私が通っていたインターナショナルスクールでは、国際バカロレア(International Baccalaureate)とAP(Advanced Placement)の二通りの教育システムがあり、どちらかを選んで授業をとっていました。IBかAPか選ぶのは高校2年生(Grade 11)に上がるときでした。

友達の多くがIBに進んでいたし成績優秀な人たちはIBに進んでいたので、自分はどちらを選ぶべきなのか、とても悩みました。
たくさん調べ物をして自分にとってどちらが良いかの熟慮の末、APコースにしました。

この記事では、APかIBどちらを選ぶべきか迷ってる方に私がAPを選んだ理由IBとAPを比較してお伝えします!

IBとAPの比較

難易度

国際バカロレア(IB)の資格を得るためには、いわゆる授業以外にも特徴的な科目があります。

 加えて、IBの独自性を求めて課題論文(EE)と「創造性・活動・奉仕」(CAS)が導入される。特に、CASは「生徒が高度な教育を受けたかどうかは、試験で何点取れるかではなく、全く新しい状況で何ができるかによって確かめられる」との信念から、学問的な学習の外にある「実社会の重要性」に価値を置く。最後に、カリキュラム全体の要となるものとして、クリティカル・シンキングを重んじた「知の理論」(Theory of Knowledge:TOK)を設置した。知識の形態、分野相互の理解、日常の経験と知識の結びつきを学ぶものだ。知識そのものを批判的に捉えることも特徴的である。

出典元:リクルート進学総研・インターナショナルバカロレア(IB)日本での現状を探る

学校の授業についていくだけでも大変な人にとって、課外活動もエッセイもたくさん書かなくてはいけないIBは大変かもしれないです。
英語がネイティブだった友達でさえ、毎日課題に追われていました

IBは時間を費やさないといけないプログラムであることは間違いなさそうです。

その点、APは授業の内容をマスターし、最終試験に突破すればいいのでシンプルです。
授業の内容にだけ集中すればいいので、時間もあまりかからないと思います。

英語の上達

IBはたくさん課題があり、時間がかかります。
でもエッセイを書かされることが多い分、英語力は自然と上がることでしょう。

自分の頭で考える力も鍛えられると思います。

APの方が時間をかけなくてもいい分、英語力アップにもつながりにくいかもしれません。

プログラムの長さ

IBは2年間のプログラムの終わりに試験があって、そこで成績が決まります。
IB Diplomaが取得できるかどうかが2年間のおわりにある最終試験で決まるんです。

一方、APは1年のプログラムなので、年度終わりに試験があり、科目ごとに点数・合否が決まります。

1年で終わるので、習ったことをまだ覚えているうちに試験を受けることができます。
日々の授業の復習をしていれば、最終試験のための勉強はあまりせずに良い成績を修められるんです。

科目選択の自由

IBは理系何科目、文系何科目など科目の分類を気にしながら履修しなければなりません。

一方、APは科目分類を気にする必要はありません
自分の興味がある科目、得意な科目を選んでいけば良いんです。
興味のある分野のみAPを取ることもでき、良い成績もとりやすいです。

日本人であれば数学系の科目は比較的簡単にこなすことができると思います。

そして、IBは一度科目選択をしたら2年間変えることはできません。

APは1年ごとにどの科目を取るかを選ぶことができます。
1年目に自分に合わなかった科目があっても、次の年に方向転換してみることができるんです。

ちなみに私は

1年目:Calculus AB, Microeconomics, Pre-AP Biology
2年目:Comparative Government, Calculus BC, Statistics

という感じで、合計5つのAPを取得しました。

基本のシステムの違いはこんな感じです。
でも、システムの違い以外にも着目しないといけないことがあります。

APを取るとGPAが上がる?

私が通っていた高校では、APでもIBでもないRegularの科目がありました。
これらの授業と比べると、APの授業のレベルは高かったです。
いい成績をとるのもRegularクラスと比べて難しいと判断されていました。

そのため、APの成績は1.3倍にしてGPAに換算されていました。

私はこの制度のおかげで、APの科目を3つ履修していたGrade 12のときのGPAはなんと4.87でした。
GPA4がオールAの点数なので、満点を通り越してしまったような状態です。

GPAを重視する必要がある人にとって、APを取るという選択肢は悪くなさそうです。

通っている高校のGPAの付け方の方針をぜひ聞いてみてください。
実はこのような制度が取り入れられているかもしれません。

まとめ:日本の大学に進学するならAP

日本の大学に進学するのであれば、断然APをおすすめします。

日本の大学の帰国生受験では、IBかAPどちらのシステムで学んだかは合否に影響しないからです。
様々な国に住んでいた人が受験する入試なので、教育システムの違いで合否に影響を与えることはできないんです。

せっかくIBで時間をかけて苦労しても、日本の大学はそれを評価してくれません
大学受験資格の一種としてしか見ていないのではないでしょうか。

だったらAPでいい成績をサクッととって、空いた時間をSATやTOEFLなどの勉強に当てたり、海外でしかできないような体験をしたりしたらいいのではないでしょうか。

海外の大学に行こうと思っていたら、IBもいい選択肢です。
国や大学にもよりますが、IBを高く評価するところがあるからです。

ただ、私は日本の大学に進学しようと思っていたので、「日本の大学がIBに費やした時間に見合った評価をしてくれないのならば、自分が本当にやりたいことに時間をかけたい」と思ってAPを選択しました。

結果、日本の第一志望の大学に合格できました。
海外での生活も充実していましたし、APの授業で得たことが大学の学部選びに繋がったりもしました。

日本の大学に進学するのならばIBよりもAP!おすすめです。

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