【体験談】高校で留学するなら高認を受けてから出発しよう

帰国生入試

私は高校1年生の11月にヨーロッパに留学しました。父の転勤による引っ越しでした。

そしてその出発前に高卒認定試験(旧大検)を受験しています。

高校生のときの海外への引越しには様々な不安がつきまとうと思います。大学受験を数年後に控えているし、日本に友達もいて海外に馴染めるかもわからない。

高認を受けることによって、高校生という大切な時期に引っ越す不安を少し軽くすることができます。

この記事では、なぜ高認を受けるべきなのか、受けていればどんないいことがあるのか、を紹介していきたいと思います!

高認とは? 

制度

まず、高認とは「高等学校卒業程度認定試験」のことです。ちょっと前までは大検と呼ばれていました。

この試験に合格すると、訳あって高校を卒業できていなくても、高卒と同等の能力があると認めてもらえます。

そして、大学の受験資格として使うことができます。(大学によって認めているところと認めていないところがあるようですが)

受験科目が8科目あり、それら全てに合格することで「高卒認定」の合格者となれます。

年に2回試験が行われています。そして8科目を一度に合格しなくてもOK。

なので、1回目の受験で合格できなかった科目だけを再度受験して、8科目揃えるという方法でも、「高卒認定」されます。

難易度

正直、内容は難しくありません。4つ選択肢があるマークシート型の出題です。

また、大体40%くらい得点があれば合格ができます。

過去問をさらうだけで、個人的な体感でいうと「学校の定期試験で順位を10位あげようと思ったときの勉強時間」で合格することができると思います。

ちょっとの努力で留学の不安が払拭できるという点で、高認は是非受験してから旅立って欲しい試験です。

詳しい情報はこちらをみて見てください→高卒認定試験対策サイト(旧大検)【とるもん。】

海外の高校を卒業できないケースで役立つ

何が起きるかわからない

例えば、親の海外赴任の期間が決まっていない場合、いつ次の引っ越しを命じられるかわかりません。うちは滞在期間が分からない上に、次に赴任することになる国も見当がつきませんでした。

私は無事に海外の高校を卒業することができたのですが、弟は高校を卒業する2ヶ月前に引っ越すことになってしまいました。

幸い、それまで欠席をほとんどしていなかったため出席日数が足り、期末試験を遠隔で受けることにより卒業させてもらえました。弟のケースはギリギリセーフでしたが、事情により海外の高校を卒業できなくなることもあるでしょう。

そうすると、日本の高校に今更編入するのも苦労が多いし、かといって1年生から通い直すのも時間がかかりすぎます。

でも高校を卒業していることがほとんどの大学受験の出願資格です。どうしようか。

ここで不安を軽減してくれるのが高認だと思います。万が一、高校を卒業できなかったとしても、大学受験への影響は最小限ですみます。

大学によっては、高認を帰国子女入試の出願資格として認めてくれるからです。それで帰国生入試が受けられるかもしれませんし、受けられなかったら一般入試やAO入試などの道もあるかもしれません。

どの大学が認めていて、どの大学は認めていないのかは問い合わせてみないとわかりませんが、高認を受けていることで可能性が広がることは確かだと思います。

海外に馴染めないケースで役立つ

逃げ道を作る

もし引っ越した先で馴染むことができなかったら、日本に帰りたくなるかもしれません。

帰国生入試を受けられなくてもいいから、日本に帰りたいという日が来たときに、高認が役立つ可能性があります。

色々な事情が重なるものです。日本の高校にも通い直せないかもしれません。

そうすると、予備校で受験勉強だけをする日々を送るという選択肢が出てきます。高認に合格していれば、大学の出願資格はあまり気にせずに勉強面だけに集中できるということです。

そりゃ、留学先で馴染んで楽しい生活を送ることが理想です。そのために努力もするのだろうと思います。

でも、もし馴染めなくても逃げ道はある、という心の支えになるものが高認だと思います。

セーフティーネットです。安心感です。

自分には高卒程度の能力が既にあるという自信にもつながります。

おわりに:たかが安心感、されど安心感

安心が心に余裕を作る

この記事で具体例を2つ紹介しましたが、どちらも高認の使い道は曖昧ですよね。

そう、基本的に高認に合格してから留学することで得られることは「安心感」だと思います。

「安心感」って侮ってはいけないと思うのです。引っ越し先での生活も不安だろうし、友達関係や言語の壁もあることでしょう。

そんな中、大学受験に関する不安だけでも少しでも払拭できるのが高認です。受験できる大学を増やすことができ、どんな状況になろうとも、大学進学を諦めなくても良くなります。

この記事のはじめで紹介しましたが、高認の試験は決して難しくありません。

似たような問題が出題されますし、過去問さえ解いていれば、乗り切ることができます。

出発前にちょっと踏ん張って高認を受けることで、その後の留学生活を少し安心して過ごせます。

私は割がいい試験だと思ったので、高認を受験してから留学先へと出発しました。

是非検討してみてください!

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